ごあいさつ

 今後30年、日本は一体どんな社会になっていくのでしょうか。

 今回の新型コロナウイルスの世界的流行は、日本が抱えている潜在的な諸課題を一気に顕在化させました。
 この先、私たちは後戻りできない大きな変化に直面することになるでしょう。

 今まで以上に経済社会の不確実さが増していく中で、時代の変化を見通し、将来にわたって私たちの暮らしを支えることのできる社会を作り、それを確実に次世代の人たちに伝え渡していくことは、今を生きる我々世代の重要な責任だ、と私たちは考えています。

 他方、私たちの暮らしを支える日本の社会保障は多くの課題を抱えています。
 社会保障の現場を支える優秀な人材の確保や政策研究を担う良質な研究者の養成は容易ではなく、また、制度設計・政策立案・政策研究と現場実践とをつなぐネットワークの構築もまた大きな課題です。

 それでも、私たちは、自分たちの努力で未来は変えられると考えています。
 社会保障のみならず、社会保障に関わる経済政策や労働政策、地域政策についての実践的な調査、研究、研修、人材育成等を通じて、現場を支える人材の養成・確保、社会保障政策研究の基盤強化と研究者支援、そして政策担当者と研究者・現場とのネットワークを構築する手助けをし、そのことを通じて「次世代のためのより良い未来」に貢献したいと考えました。

 そのための活動拠点として、この法人、「一般社団法人 未来研究所 臥龍(Wolomg)」を設立しました。

 臥龍は、次世代を担う若い人たち、医療や介護の現場、アカデミズム、国や地方自治体で活動している皆さんの研鑽と交流の場です。

 意欲のある多くの方々の参加をお待ちしています。

一般社団法人未来研究所臥龍
      代表理事 香取 照幸

代表理事略歴

香取 照幸(かとりてるゆき)

1956(昭和31年)生まれ、東京都出身。

私立麻布学園中学・高校を経て1980年東京大学法学部卒業


1980年 厚生省(現厚生労働省)入省。

1982年 在フランスOECD(経済協力開発機構)事務局研究員

1990年 埼玉県生活福祉部老人福祉課長

1996年 厚生省高齢者介護対策本部事務局次長

2001年 内閣官房内閣参事官(小泉総理大臣官邸)

2002年 厚生労働省老健局振興課長

2005年 厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課長

2007年 厚生労働省参事官(社会保障担当)

2008年 内閣官房社会保障国民会議事務局参事官、同安心社会実現会議事務局参事官

2010年 厚生労働省政策統括官(社会保障担当)

        内閣官房内閣審議官(社会保障・税一体改革担当)

2012年 厚生労働省年金局長

2015年 厚生労働省雇用均等・児童家庭局長

2016年 退官

2017年 アゼルバイジャン共和国駐箚日本国特命全権大使

2020年 上智大学総合人間科学部教授(現職)