第46回Think-inのご案内
日 時:2025年6月18日(水) 19:00〜21:00
会 場:未来研究所臥龍会議室+Zoomによるオンライン参加
テーマ:「医療機器償還制度について」
ゲスト:印南一路 慶應義塾大学名誉教授・一般財団法人医療経済研究機構副所長
第46回Think-inは、印南一路 慶應義塾大学名誉教授・一般財団法人医療経済研究機構(IHEP)副所長をお招きし、SamDを中心に医療機器の研究開発、医療上/医療保険上の評価のあり方について議論したいと思います。
印南先生は、1982年に東大法学部を卒業し、都市銀行に就職しましたが、1984年から2年間、旧厚生省保険局企画課に出向し、保険証のICカード化、民間医療保険の導入等に従事しました。その後、ハーバード大学行政大学院、シカゴ大学経営大学院に留学され、帰国後は慶應義塾大学総合政策学部教授(現在は名誉教授)になりました。また、医療経済研究機構の副所長も兼務されています。現在厚生労働省関係で4つの審議会、内閣府関係で2つの審議会に関わっておられます。詳しくはWickpediaで検索してください。
医療機器・医療材料は医薬品と並んで、医療技術の進歩の中核として、国民にイノベーションを届けるという役割があります。特に、医療機器償還制度や薬価制度は業界に与える影響は大きく、社会保障政策的な観点のみならず、科学技術政策や産業政策的視点も重要です。
今回は、同教授が座長として取りまとめた「新時代の医療機器償還制度のあり方に関する検討会」(医療機器センター、本年3月公表)の提言を中心に、医療機器の臨床的価値を踏まえた価格制度のあり方、医師の負担軽減のための新規医療技術の診療報酬上の評価など、医療イノベーション確保のための「新たな評価軸」の設定と償還制度のあり方について、薬価制度と比較しながら論点を提示し、課題と解決方法について議論したいと思います。
☆第46回Think-inは、いつもの通り二部構成で進行します。
第一部:ゲストによるプレゼン・問題提起(約60分)
第二部:討議 ゲストと参加者(会場・オンライン)との意見交換・質疑応答(約60分)
☆会員の方には参加のご案内と当日の参加要領をメイルでお送りしました。
皆様ぜひご参加ください。