第38回 Think-inのご案内


日 時:20241030日(水) 19:0021:00
会 場:未来研究所臥龍会議室+Zoomによるオンライン参加

テーマ:「スコットランドから学ぶ、認知症の人にやさしい施設・病院・まちづくり」

ゲスト:英国スターリング大学 環境・認知症・高齢化センター

          レスリー・パーマー教授(高齢化・認知症デザイン分野;建築家)

(日英通訳:木内大介氏(株式会社メディヴァ・グループリーダー イギリスの理学療法士有資格者))

 

ご案内が遅くなり誠に申し訳ありません。

38Think-inは、株式会社メディヴァ 大石佳能子代表取締役のご好意をいただいて、スコットランドより来日中の レスリー・パーマー 英国スターリング大学環境・認知症・高齢化センター教授をお招きし、英国、特にスコットランドにおける高齢者・認知症デザインの取り組みについてお話を伺い、議論したいと思います。


 「年を取って認知症になっても自分らしく暮らしたい」、「看護・介護負担を減らしたい」。イギリスではこの想いを実現するための取り組みとして、「高齢者・認知症デザイン」という分野の研究・実践が各国で進められています。

パーマー教授は建築家であり、非薬物療法的アプローチである認知症デザインに精通し、イギリス、ヨーロッパ、インド、オーストラリア、アメリカ、日本で様々なプロジェクトに参加しておられます。教授の在籍するスターリング大学はエジンバラの北にあり、英国、特にスコットランドにおける認知症デザインに関する学際研究と社会実装のハブとして知られています。


  認知症デザインは、建物や空間など本人を取り巻く環境のデザインを通じて、外出の拒否、転倒、徘徊、混乱等の認知症の問題行動を減らし、本人の自立と自尊心を高め、介護者の負担を軽減する取り組みであり、日本においても、高齢者施設、病院、公共機関、駅等で認知症デザインが取り入れられ、効果が見られています。

 

今回のThink-inでは、「認知症デザインとは何か?」、「どういう効果が期待できるのか?」「何故効果が生まれるのか?」ということを事例と共にお話しいただきます。併せて、スコットランドの認知症政策や活動についての質問にもお答えいただきます。

当日のプレゼンテーション・質疑には日・英の通訳がつきますので、是非積極的にご参加いただき、討議に参加していただければと思います。

 

レスリー・パーマー教授の詳しい経歴・活動・業績はこちらを参照ください。

 

 

   ☆第38Think-inは、いつもの通り二部構成で進行します。

    第一部:ゲストによるプレゼン・問題提起(約70分)

                (今回は通訳付きですので少し時間を長めに設定しています)

      第二部:討議 ゲストと参加者(会場・オンライン)との意見交換・質疑応答(約50分)

    

   ☆会員の方には参加のご案内と当日の参加要領をメイルでお送りしました。

   皆様ぜひご参加ください。