第21回 Think-inのご案内

 
  日 時:2022年11月11日(金)19:00~21:00
  会 場:未来研究所臥龍会議室+Zoomによるオンライン参加
  テーマ:「わが国の財政について」
  ゲスト:矢野康治 前財務事務次官(現財務省顧問)

   第21回は、前財務事務次官の矢野康治さんをお招きして、日本の国家財政の現状と将来について議論したいと思
  います。
   本年6月に財務省を退官されたばかりの矢野前次官ですが、現職中は「硬骨漢」として知られ、「官僚は「心あるモノ
  言う犬」 でなければならない」として、誰に対しても正論で立ち向かう気骨ある官僚でした。次官在任中の2021年秋、
  総選挙に向けた与野党各党のばらまき公約合戦を批判し、文藝春秋に「このままでは国家財政は破綻する」と題する
  寄稿を行ったことはみなさん記憶されていることと思います。

   ウクライナ問題に端を発したエネルギー価格高騰で世界経済が変調を来し、物価上昇・インフレが進行する中で先進
  諸国は揃って金融引き締めに舵を切っています。そんな中、唯一日本だけが金利の引き上げを行わず金融緩和政策を
  継続しています。結果大幅な円安が進行し、輸入物価の高騰が消費者物価の上昇に拍車をかけています。
   なぜ政府日銀はこのような政策を取り続けているのでしょうか。

   みなさんよくご承知のように、日本は世界でも突出した借金大国です。そして社会保障費は国の歳出予算の中で最
  大の歳出項目であり、一般歳出(政策経費)の半分を占めています。社会保障抜きにこの国の財政を語ることはで
  きません。
   毎年度、財務省と厚労省は予算編成をめぐって厳しい折衝を続けています。社会保障費は厳しい抑制を強いられて
  いますが、他方、この20年間、歳出項目の中で一貫して増大しているのは社会保障費だけ、ということも事実です。

   国家財政と社会保障は切っても切れない関係にあります。普段意識することのない(かもしれない)財政や経済・
  金融の問題について、一緒に考えてみたいと思います。

  ☆いつもの通り、当日は二部構成で進行します。
   第一部:ゲストによるプレゼン・問題提起(約60分)
     第二部:討議 ゲストと代表理事による討議+参加者(会場・オンライン)との意見交換・質疑応答(約50分)
     
 ☆会員の方には参加のご案内と当日の参加要領をメールでお送りしました。
   皆様ぜひご参加ください。